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2010年10月24日

トレーラー車検 その4 事件は起こった!


無事に車検は終わりました。
結局午前の部のギリギリになり、少し遅ければ13時からの午後に回される
ところでした。
セーフ、セーフガーン

陸運局のTVでは国会中継が流れ、自殺者のデータを流していました。
月曜日が一番多いそうです。って今日は月曜日じゃんビックリ
週頭は憂鬱になりやすいのかもしれませんね。
12時を過ぎていましたが、二人とも半日休みなので昼食も食べずに戻ること
にしました。

2台のトレーラーが陸運局から出て行きます。
バックライトや、バッテリー、自賠責などのトラブルはありましたが無事に
車検が終わったと、小さな満足感を得ながら運転していました車

そして海辺の道に出たときに、ふと海を見てみると・・・
干潮で砂浜が出現し、川のようなっています。います??



Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン!!!



干潮ぉーー!!!


きっと、世界中のどんなネコよりも毛が逆立った事でしょう~
首吊りハンマー・・・、いやいや、縁起でもないガーン

すぐに友人に電話をし、先を急ぎます汗
あの岸壁のフジツボはハンパない事は知っています。


頼む~

頼むぅ~

無事であってくれーーーウワーン


思い出のHH
トレーラー車検 その4 事件は起こった!



現場に到着すると・・・

めちゃめちゃ引いてるじゃないですかウワーン汗


ぅぅ・・・男の子エーン


車からHHは見えませんでした。
降りて近づくと・・・


ぬぉおおおーー!!


超斜めじゃん!!!


ロープピンピン!!



完全には浮いていませんが、接水面は少ないです。
岸壁スレスレで、HHとフジツボ岸壁の間は1cmないぐらいです。
挟まったフェンダー3箇所のみで支えていますが、ほとんど潰れていますウワーン

もう写真なんて撮る余裕ありませんでした。
なので写真はナシです。
ワタクシは戦場カメラマンにはなれないですね、渡部さんゴメンナサイガーン

もちろんそんな事考える余裕はありませんでしたが、刻一刻と迫る干潮に向
けて1秒の猶予もありません。
溶けそうになる脳みそをフル回転させて最善の方法を考えます。

岸壁のロープを解こうにもガッチガチです。
船までは高くてなかなか降りれそうにありません。
よく見ると前の方が少しロープが長い事に気がつきました。
短い後ろを解くよりはリスクが少なそうです。
解いたとしても長さが足りずに岸壁にヒットするのは避けねば!!

岸壁から滑るようにHHに乗り込むと、もちろん真っ直ぐ立つことはできず、
ロープを解こうとしますがビクともしません。
というか、張ったロープから危険すら感じますガーン

最終手段でフィッシングナイフを手に取り、ゆっくりゆっくり切る事にしました。
余っていたフェンダーを岸壁との間にネジ込み準備完了。
右手で岸壁を思いっきり押して、左手でロープをゆっくり切ります。
ブチっ!という音とともに解けながら一段ずつ下がるのが妙にリアルですタラ~
それでも慎重に切っていくと、細い1本になりました。

挟まったフェンダーを確認し、精一杯岸壁を押しながら一太刀すると、


バッシャーーン!!



勢いよく海面に落ち、繋がったバウを基準にゆっくり回っていました。

と同時に友人が到着しましたが、この数分間の緊張感ある出来事は知る由もありません。
繋がったロープを解いているとロープが赤く染まるので手を見てみると、
フジツボさんにやられていました。

浮き桟橋に係留し直し、車から少し充電したバッテリーを載せて無事に
ランチングできました。上架してから現場検証です。

なめるように見てみても、ボディーに傷はありませんでしたビックリ
船体はHITしていなかったようです。
ラブレール(舷側ガード)のゴムに擦れた感じがある程度です。

もう少し遅かったら・・・
余裕ぶっこいて昼食に行っていたら・・・

鳥肌は止まりませんでしたガーン


岸壁に留めたとき、向かい風で岸壁に寄せられていたのでロープの長さは
頭から飛んでいましたし、検査だけだからすぐに終わると過信していました。
今思えば、陸運局で友人が提出書類が増えたと教えてくれた時に岸壁係留を
思い出して先を急げば良かったですね。

瀬戸内海の干満差は激しい時で360cmぐらいです。

当日は若潮
満潮は7:38-257.3cm
干潮は13:50-97.2cm

実に160cmの差がありました。大潮でなくて本当に良かったです。
大潮だとしたらこの時期では+100cm下がっていた事になります。

悪いことは続くといいますが、ほんと無事で良かったです。

・バックライトステー折れ
・バッテリー不良
・自賠責切れ
・安易な考えによる岸壁係留

人的ミスで防げた事ばかりなので、恥ずかしいばかりです男の子エーン
これからは気をつけねば。

HHちゃん、ほんとに無事で良かったーウワーン
トレーラー車検 その4 事件は起こった!


もうあんな斜めな姿は見たくありません。
恐怖のブラックマンデーでしたタラ~






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この記事へのコメント
ほんと良かったですね。

それでボートが沈した話は結構聞きます。
なので写真見てすぐにピンときたんですよ。

あっ、それで半日はまずいんじゃ・・・・・
やっぱりねぇ~(^_^;
って感じです。

何はともあれ良かったですね。
Posted by kiyo at 2010年10月25日 08:42
>kiyoさん

逆パターンで沈した話は聞いた事がありました。
それなのにまさか自分がとは思いもよりませんでした(-_-;)
バッテリー不良、予約時間・・・焦るとロクな事がないですね。

検査だけで早く終わる予定だったとしても、浮き桟橋係留が
望ましいですね(^_^;)
ご心配お掛けいたしました。
ほんと、何はともあれ良かったです。
Posted by cinq at 2010年10月25日 09:25
そういうこともあるんですね。
北国の日本海では、大潮でさえ潮位変化は最大でも50cm程度。
だから、そういう気配りは、いまだかつてしたことがありません。

ちょっと時間が空いてるときは、自宅の駐車してるボートに乗って
自分のやりたいこと、やり忘れているここと、などじっくり考えます。

じっくり、ですよ。

エレキの充電が終わったら、ついでにメインバッテリーの充電も
しておくように心がけています。

気がついた時に、少しずつ手を入れていく。
そうすると、いつも万全な状態になります。
最近、それに気がつきました。

Go Slow.
ゆとりある日々を…
Posted by こいち at 2010年10月25日 10:41
>こいちさん

じっくり・・・
最近できていませんでした(^_^;)
というか、春以降できていませんね。
なので初めてバッテリーが終了し、買い替えと
なってしまいました(-_-;)

完全にタイトルを忘れておりました。
気付かせて頂いてありがとうございました(*^_^*)
大事にしないと義父(SRM社長)に怒られますから(笑)
Posted by cinq at 2010年10月25日 11:36
兄弟舟が首吊りに・・・
危なかったですね!
僕の所もこいちさんと同じように干満の差があまり無いのであまり気にしたことはありませんでした^_^;

僕のハンマーは傷いっぱいあります(T_T)
Posted by シン at 2010年10月25日 11:59
瀬戸内とか大分県北の周防灘とかは、内海な分、潮の干満が大きいんですよね。
満ち潮になれば、3ヶ所(宮崎、関門海峡、紀伊半島)から潮が流れ込むわけですからね。

しかし、キズがつかなかったのは奇跡だなぁ・・
Posted by ささささ at 2010年10月25日 14:23
あちゃー、またまた思い込みの勘違いをしてました。^^;
瀬戸内海は海峡や水道で海水の移動が制限されているので
日本海と同じように水位の差があまりないと思っていましたが、
瀬戸内海は水深が浅く湛える水量が流れ込む水量に対して多くないので
少しの流量でも水位が大きく変わっちゃうんですね!
一方、日本海は3カ所から出入りする水量に対して湛える水量が膨大なので、
水位への影響が少なく、干満の差がほとんどないんですね。
納得!^_^
Posted by hideo at 2010年10月25日 20:24
>シンさん

首吊り事件でした!!
干満差、かなりあるんですよ。

あの岸壁にヒットしていたら、左側のステッカーは
なくなっていたかもしれません(-_-;)
以後、気をつけます(汗
Posted by cinq at 2010年10月26日 10:35
>さささん

今思い出しても、傷無しは本当に奇跡だと思います。
小さな傷はあるのかもしれませんが(^_^;)
干満差は冬の間はマイナス潮位になるんですよ(汗
航行も気をつけねば!!
Posted by cinq at 2010年10月26日 10:37
>hideoさん

まさにそのとおりです!!
島と島の間は川のように流れる時があります。
ジギングポイントでは、水深30mでも250gのジグで底が
取れない時もあるんですよ(^_^;)

瀬戸内海に左右から潮が流れ込んで来て、ちょうど
ぶつかる所が鞆の浦で、ポニョの舞台になりました。
潮待ちの港として栄え、万葉集にも詠まれています。
満潮で入港し、干潮で出航すれば効率がいいですよね。

厳島神社もこの干満差が魅力の1つなんです。
Posted by cinq at 2010年10月26日 11:23
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